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守れないスケジュール表

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

わたしが小学生や中学生のとき、夏休みなどの長期の休みの前に、毎日の生活スケジュールを作成させられたことがありました。
6:00 起床
6:30 ラジオ体操
7:00 朝食
・・・
というやつです。
今でも、担任の教師によっては子どもたちに作成させることがあるようです。
そのスケジュール表、作成段階では立派なものができあがります。

しかしわたしは、スケジュールはしっかりと作成するのに、いつも3日続けることができませんでした。
友達も、毎日しっかりと守れた子は皆無だったと思います。

なぜ守れないのでしょうか。

わたしは「ガチガチのスケジューリング」がそれを守れない要因の一つだと考えています。

起床してから就寝するまで、一日を時間でガチガチに区切ると、それぞれの行動開始の時刻が決まってしまいます。しかし、毎日必ずその通りにならないことも多くあります。
午前7:00から朝食なのに、お母さんが忙しくそれがズレて7:10になってしまう。午後8:30からお風呂なのに、先に入ったお姉ちゃんが長風呂をして8:45になってしまう・・・。
自分以外の、いわば「外的要因」でスケジュールがズレることが多くなると、モチベーションが下がります。
さらに文句も出てきます。「お母さんが時間通りにご飯作ってくれなかった」「お姉ちゃんお風呂長すぎ」・・・

しかしそれは、そもそもスケジュールの中に朝食やお風呂の時刻をきっちりと入れているからズレてしまうのです。
また、守れたとしても、毎日毎日そんなに時間に追われると「しんどい」でしょう。

そういうわたし自身の苦い経験もあり、わたしはガチガチのスケジュール表を作成させることはありません。
しかし、規則正しく生活し、勉強もしっかりとしてもらうために、ある程度の「シバリ」も必要です。

わたしは、子どもたちに、
「起床時刻」「就寝時刻」「勉強開始時刻」
の3つだけを「時刻」で決めさせます。そしてその3つだけをちゃんと守ろうと約束します。

それでも毎日は守れない子がいます。しかし「ガチガチ」よりもよっぽど実現可能性は高く、効果も高いと思います。

「守れない立派なスケジュール表」よりも「守りやすい少し雑なスケジュール表」の方がよいのです。

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