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読書の習慣

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

いろいろな場面でよく言われることですが、読書をすることは非常に重要です。
小さいうちから読書の習慣が身につけば、その習慣は生涯を通じて宝物となるでしょう。

学力面についてのメリットは、言うまでもなく語彙が増え読解力がつくことです。

語彙力については、読書の習慣がある子はやはり言葉を多く持っている、つまり語彙力があるという実感があります。
言葉の数というものは生活の中で自然に増えていきます。よって、読書に限らず、テレビなどでも構わないので「多くの言葉に触れる」という経験を多く積むことが大切だと思います。

また、読解力とは、小さいころは「物語文を読んでイメージがわく」ということです。言葉(文字)から想像し、イメージ(映像)を作り出すことができることは、実はとても高度なことです。読書の習慣がある子は、知らず知らずにこの訓練をしているといえます。絵本の絵やさし絵は、その想像を助けるものです。
ひとつ前の朝ドラの『花子とアン』で、花子さんが「想像の翼をひろげる」と言っていましたが、まさにそういうイメージです。村岡花子さんが偉大な翻訳家になったのも、その力がベースになっていたのではないかと思います。

では、読書の習慣をつけるにはどうすればよいか。それは子どもの置かれている環境を「読書環境」にすることです。
時々親が読書をしている姿を子どもに見せたり、読みやすそうな本をさりげなく置いておいたり、たまには子どもと一緒に図書館に行ったりするとよいと思います。読んだ本の内容や感想などについて話をするのもよいでしょう。

わたしはきっかけはマンガでも図鑑でも良いと思っています。「いい本だから」といって子どもが興味を持っていない本を半ばムリヤリ読ませても逆効果です。全く興味がなく理解できない分厚い論文を強制的に読まされているようなものです。

わたしの子どもが小さいとき、よく『かいけつゾロリ』シリーズとか歴史や科学のマンガシリーズを、図書館で借りてきていました。
とてもおもしろく、読書の入門には最適だと思います。子どもが借りてきた『かいけつゾロリ』をわたしも愛読(笑)していたものです。

読書の習慣は一生の宝です。子どもたちにはぜひ読書の習慣をつけてもらいたいと思います。

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