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机に向かってから「何をしようかな?」

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

勉強を開始する時刻になりました。
何とかがんばって机に向かいます。
椅子に座って「さあ、今日は何を勉強しようか?」と考えます。
「社会でもやろうか」
教科書を取り出して、とりあえずテスト範囲のところを何となく読み始めます。
・・・

これは、いきあたりばったりの勉強です。もちろん良い勉強方法ではありません。
こういう勉強のやり方をしていると、教科によって勉強量に偏りがでたり、すべきことが抜けていたりすることが多くなります。

本来、その日に勉強すべき内容は、机に向かう時点ですでに決まっていることが望ましいのです。
いわば「本日のメニュー」があれば、机に向かってから何をするか考えることもなく、すぐに勉強を始めることができ、また、偏りや抜けもありません。

「本日のメニュー」は、その日にすべきことです。
その内容は、「宿題」などの納期が短い勉強と、「事前に作成した計画表の本日分」などの納期が長い勉強です。
事前に中長期の計画表は作成しておく必要はありますが、いちいち当日にすべきことをリストアップする必要はありません。まず明日までにやらないといけない宿題を片づけ、事前に作成していた計画表の本日分をこなせば、その日にやるべきことはできてしまうのです。
調子のよい日なら次の日の分も少し前倒しで進めると、ちょっとした満足感も感じることができます。

宿題・課題という強制力と、事前の計画作成により、ある意味「何も考えず」にすべきことをただ黙々と進めていくことができます。
それで偏りも抜けもなく、効果的な勉強ができるのです。

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