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家に帰ってすぐ宿題

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

家での学習習慣をつけるために、宿題はとても大切なものです。
特に小学生の間に、宿題を生活の中に取り入れて習慣化してしまうと、その子の家庭学習の習慣が身につきやすくなります。

そのためにおすすめしたいのは、「学校から帰ったらすぐに宿題をすること」です。

子どもは、宿題をしなくてはいけないことはもちろん分かっています。しかし、どうしても自分のやりたいことを優先してやってしまう傾向があります。

しかしここがふんばりどころ。学校から帰って少し休憩したら、すかさずその日の宿題をやってしまうのです。
「先にやってしまう」という感じが大切です。
小学校では担任の先生によって宿題の量や質が違いますが、集中してやってしまえば2時間も3時間もかかるような宿題はないと思います。
自分のやりたいことを先にやってしまうと、「宿題」という「イヤなこと」がどんどん後まわしにされ、時間切れで宿題ができなかったり雑になったりしてしまいます。
「あぁ、宿題が残っている・・・」と後ろ髪をひかれながら遊んでもあまり楽しくありません。
「すべきこと」を先にやってしまうと、そのあとはすべて自分の自由な時間です。思う存分好きなことをすればよいのです。

習慣化されるまでは、大人の手助けが必要でしょう。小学校の高学年、中学生と、学年が上がっていくほど大人の言う通りには動いてくれなくなりますし、ついてしまった生活習慣をガラリと変えることは難しくなりますので、低学年のうちに少しだけ強制力をはたらかせることが必要になってきます。

習慣化されてしまうと、「宿題をやらないで先に遊ぶのは少し気持ち悪い」と思うようになります。
こうなると、ほとんど言わなくても自分から宿題をするようになります。

中学生になると部活動が始まりますので時間的には少しきつくなりますが、この習慣と意識は子どもの中にしみついていますので、家庭学習の習慣が大きく崩れてしまうことはないと思います。

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