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メモする習慣

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

授業の中で、大切なことをわたしが言うと、素早くメモを取る子がいます。
その子たちは例外なく成績が良好です。

ノートやテキストに、聞いたことを自分でメモすることは、大人になったらある程度自然にできるようになりますが、小中学生ではかなり難易度の高い行動です。
もっとも、低学年の間は、教師側も大切なことはちゃんと板書してそれを写すように指示しますので、子どもたちは「じゃあ板書して」と言われてからノートを取れば、そこには大切なことは必ず書いてあるので、それらはちゃんとノートに残ることになります。

その後、学年が上がるにつれて授業の内容も高度になり、懇切丁寧な指示は少なくなってきます。教師が手を抜いているのではなく、これは当たり前のことです。

しかし、これまでの「指示されてから板書する」「書いてあることしかノートに書かない」という習慣がついてしまった子は、中学生になっても高校生になってもそのクセが抜けません。自分からメモすることができるようになるのは、やはり意識づけと訓練が必要です。

わたしは授業中、重要事項をわざと口頭でのみ言うことがあります。メモの訓練の一環です。

1回目は誰もメモを取りません。

わたしは、
「大事なことです。もう一回言いますね」
と言って重要事項を再び言います。
すると、一部の子がメモを取ります。

わたしは、
「大事です。ホワイトボードには書いてないですよ。もう一回だけ言いますね」
と言って、大きな声で、ゆっくりと重要事項をまた言います。3回目です。
これでほとんどの子がメモを取ります。

それでもまだメモしない子もいます。
その時は、
「大事なことを言ってるんだからメモしなさい」
とダイレクトに指示して、4回目の重要事項を言います。

メモを取ることも「習慣」であり、「学習スキル」のひとつです。すぐにできるようにはなりません。
しかし、陽塾ではこのようなことも子どもたちに身につけてもらえるように指導していきたいと思います。

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