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スキマ時間に『~してしまおう』

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

宿題をやろうかな、と思ってふと時計を見ると、あと10分ほどで夕食の時間。
「ああ、もうあまり時間がないな。宿題は夕食のあと、まとまった時間でやろう」
と考えてしまい、その10分間は何をするのでもなく、何となくつぶしてしまう・・・。

こんなことは日常で結構あるのではないかと思います。
いわゆる「スキマ時間」です。

スキマ時間は、まとまった時間と比較すると当然短い時間であり、できることも限られています。しかし、だからといってスキマ時間を捨てて、まとまった時間を待つということはまさに時間のムダです。
そういう子ほど、まとまった時間が来ると、今度は「時間がたっぷりあるから」と思ってだらだらと進めてしまいます。

5分や10分のスキマ時間には、結構いろいろなことができるものです。
宿題の量が少なければ、10分間で1教科分の宿題くらいはできることもあります。
授業の最後、5分ほど時間が余ったときに、その余った時間で子どもたちにその場で少しだけでも宿題を進めてもいいよ、と言うと、早い子なら宿題の3分の1から半分ほどをやってしまう子もいます。

スキマ時間を活用するときにポイントになる考え方は、
「時間が少し足りないかも知れないけどやってしまおう」
「この時間で少しでも進めてしまおう」
という『~してしまおう』という考え方です。

短い時間に少し無理やりにすべきことを詰め込むと、集中力もつき、トータルでかかる時間は少なくてすみます。スキマ時間にすべきことが全部できなくても、まとまった時間のはじめに速攻で仕上げてしまえば、自分の自由になる時間も増えることになります。

スキマ時間を活用すれば、これまでよりももっと豊かな時間を持つことができるようになるでしょう。

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