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喉元過ぎれば・・・

こんにちは。陽塾代表の原田基生です。

中間テストが終了して10日ほど経ちました。先週にはテストが返却され、子どもたちは振り返りの中でいろいろなことを考えました。
これまで塾に通ったことがなかった子が多いので、この振り返りでは、子どもたちはテストに対してこれまでになく深く真剣に考えました。
テストや得点に対する彼らの意識はかなり上がったのではないかと思います。

「漢字の練習をもっと書いてすればよかった」
「何度も繰り返して覚えればよかった」
「ワークのやり直しをしっかりとすればよかった」
「学校の授業で、先生が大事なことを言うのを真剣に聞けばよかった」
「普段から学校のワークを進めておけばよかった」
「分からないところは、テスト前までほっておかずに早く質問すればよかった」
など、反省点はいろいろありました。

その中で、
「普段の学校の授業を真剣に聞く」
「普段からワークを進める」
「分からないところはすぐに質問する」
というのは、「普段」に関することです。

今は「普段」です。彼らはどう行動しているのでしょう。

テスト後に振り返り、「今後はこうするべき」という課題を設定することは非常に意義のあることです。
しかし「それで終わり」の子がいます。自分が今後の課題として何を思って何を書いたのかを忘れてしまっている子も少なからずいると思います。何を書いたのか覚えていなくて、その課題を達成できるとは到底思えません。

まさに「喉元過ぎれば熱さを忘れる」です。

こうなると、同じ失敗を繰り返すことになりかねません。そこには「成長」はありません。

陽塾では、振り返りのシートを「学習管理シート」に綴じるように指示しています。すぐに見ることができるようにです。
また、中間テストの結果を受けて、教師チームでも「作戦会議」を持ち、振り返りと今後の指導について話し合いました。

「喉元過ぎて」も熱さをしっかりと覚えておいて、しっかりと行動し、子どもたちも教師も「成長」したいと思います。

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