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リアルな「モノ」

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

陽塾にはロビーに知恵の輪やパズル類を設置しており、授業の合間にそれらを自由に使えます。
知恵の輪もパズルもできたらごほうびのシールをもらえることもあり、子どもたちは熱心に取り組んでいます。中には授業開始の30分以上も前に塾に来て、知恵の輪に没頭する講習生の子もいます。

子どもたちに聞いてみると、家にはそういう種類のおもちゃはほとんどないという子が多くいました。
確かに最近はスマホやゲーム機などの中で画像・映像としていろいろな体験ができるようになっていますが、手先を使ってリアルな「モノ」をいじって遊ぶことは少なくなってきているのかも知れません。
知恵の輪やパズルだけでなく、トランプや将棋やオセロ、ボードゲームなどにも接する機会は減少している印象があります。

手先と脳には密接な関係があることはよく知られています。認知症防止にぬり絵などが利用されることが多くあります。2年前に他界したわたしの祖母も100歳を超えていましたが、最後まで認知症にはならず、きれいなぬり絵をたくさん仕上げていました。

手先でリアルな「モノ」を扱うことは、脳の活性化にはとても良いことです。子どもたちには、いや、大人でも、そういう機会を多くもつことが大切だと思います。
知恵の輪、結構大人もハマりますよ。

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