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忘れ物をなくすには?

こんにちは。陽塾代表の原田基生です。

忘れ物をする子がいます。
どの子も平均的に忘れ物をするのではなく、忘れ物が多い子と少ない子に分かれます。

忘れ物が多い子は何が原因なのでしょうか。
わたしは、
「忘れ物をしてはいけないという気持ちの欠如」
が最大の原因であると考えています。
当たり前といえば当たり前のことです。

先日、忘れ物をよくするA君とこんなやり取りがありました。

わたし「もし次の授業の時、何も忘れ物がなかったら、100万円もらえるんやったらどうする?(笑)」
A君「絶対に忘れない!」
わたし「どうやったらその日は忘れ物をしないようにできるの?」
A君「管理シート(連絡帳)に書いたことを見て、前の日に準備して、家を出る直前にも確認します」
わたし「なるほど!それはいいアイデアだね」
A君「でしょ?」
わたし「なんでいつもそうしないの?」
A君「・・・」

忘れ物をなくすには、まず本人が「絶対に忘れない」としっかりと意識することです。

連絡しているときに、面倒くさがって連絡帳も出さず、その時開いているノートの端っこに読みにくい字でちょろちょろ書く子がいます。
こういう子はこの時点ですでに、忘れ物をしてはいけないとは思っていません。
そして、ほぼ忘れてきます。

「絶対に」忘れたくないのであれば、そこから工夫が生まれます。
・連絡帳にしっかり書く。
・手に書いておく。
・小さい紙に書いて筆箱に入れておく。
・家に連絡して家族に覚えてもらっておく。
・帰ってすぐに(覚えているうちに)準備する。
・前日にカバンに入れておく。
・連絡帳をカバンの上に置いておき、家を出る直前に見て確認する。 など
これらはいろいろな工夫の例です。

ただし、これらの工夫については、大人がアイデアを出してあげることも必要だと思います。
また、「連絡帳にしっかり書く」ことなどの動作も、その動作が習慣化されるまでは、指導者はいちいち動作の指示をしなければなりません。
「はい、連絡帳出して」「はい、連絡帳に書いて」「書けましたか?」・・・

人間はミスをします。忘れ物はを完全になくすことはできないと思います。
でも本人の意識と、まわりからの粘り強い指導で激減させることはできると思います。

忘れ物は学校の成績に関わります。
内申点が、たった一つのつまらない忘れ物によって下がることもあります。
何よりも将来、一番困るのは自分です。

忘れ物をなくすことは、「100万円もらえる」よりも、もっと価値のあることなのかも知れません。

2019年9月
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