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全体数値の無意味さ

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

昨日は奈良県の公立高校の一般選抜の1日めの出願日でした。全体でみると募集人員が5,847名に対して出願者数が5,397名で、全体の競争倍率は0.92となりました。出願日はもう一日ありますのでここから若干増えますが、出願者の9割は1日めで出願しますので、1日めで大まかな情勢は把握できます。

最終的には全体の競争倍率は1倍を少し超えるくらいで、例年と同じくらいの数値になりそうです。(昨年は1.05倍、2年前は1.07倍、3年前は1.08倍でした。)

全体でみるとほぼ「無風」のように見えますが、実は細かく見ていくと結構大変なのです。

高校によって倍率に大きく差があるのです。

昨日の出願で最も倍率が高かったのが高取国際の1.38倍です。この倍率は4人に1人以上が不合格になる倍率です。次いで法隆寺国際が1.22倍、桜井が1.20倍。これらは6人に1人くらいが不合格になる倍率です。そして畝傍1.18倍、香芝1.14倍と続きます。

逆に低倍率で目立ったのは一条の0.77倍、平城の0.88倍、奈良北の0.85倍でした。奈良北の理数は0.35倍で出願者が定員の3分の1しかいません。

無風どころか暴風が吹きすさぶところもあれば、まったく風が凪いでしまっているところもあるのです。

一人ひとりの受験生にとって興味があるのは自分の受験校の倍率だけです。全体の倍率を算出してほぼ無風などと言っても、それは4人に1人が不合格になってしまう高校を受験する子にとっては気休めにもならない数値なのです。

2019年11月
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