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悔しい思いを乗りこえて

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

先日、高校野球の奈良大会の決勝戦がありました。今年は生駒高校が智辯学園を破るなど快進撃を続けてきましたが、決勝の試合前に、新型コロナ感染疑いの選手が続出、レギュラーで出場できたのは3人だけという状況でした。
決勝は天理高校との対戦。主力級がほぼ出場できない中で、今大会初登板の1年生の投手が先発でした。1年生といえば、入部してまだ3カ月足らずです。
その投手を含め、選手たちはもちろん一所懸命プレーをしますが、やはり試合は一方的に。得点差はどんどん開いていきます・・・。

結局、生駒高校は21対0の大差で破れました。

もう少しで届いた甲子園への切符・・・。ベストメンバーなら勝っていたかも・・・。コロナにさえならなければ・・・。いろいろなことを心から思ったでしょう。
試合に出られなかった選手も、試合に出た選手も、みんな悔しかったと思います。キャプテンは、試合後泣き崩れました。

世の中、いいことばかりではありません。人の力ではどうしようもないことはたくさんあります。一所懸命やったことが報われないこともあります。悔しい思いもたくさんするでしょう。それでも、前を向いて生きていくことは大切なことです。最後まであきらめずに戦い抜いた生駒高校の選手に拍手を送りたいと思います。
彼らは、今はつらく悔しい思いしかないでしょうが、長い人生の観点から見ると、なかなか味わえない貴重な経験ができたとも言えると思います。こういう経験を乗りこえて、人は成長し、強くなっていくのだと思います。

また、こういう時にこそ、信頼できる大人がしっかりと支えてあげることも、非常に大切なことだと思います。それが大人の役目だと思うのです。

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