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「内向き」な世界

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

国民投票の結果、イギリスがEUを離脱することになりました。

国民投票・住民投票といえば、イギリスでは少し前にスコットランドの独立を問うた住民投票がありました。日本では大阪都構想の是非を問う住民投票が記憶に新しいですね。
それらの結果、スコットランドの独立は否、都構想も否でした。
こういう国民投票や住民投票は、「大きな変化」への不安を持つ保守的な層が、それへの希望を持つ革新的な層を上回るという構図が多く、結局「元のさやにおさまる」ということが多かったです。今回も多分残留すると思っていましたが、とても劇的な結末になってしまいました。

娘は「困るわ・・・社会で覚えることが変わってしまうやん」と言っていました。
まあ確かにその問題も大変ですが(苦笑)・・・今後世界はどうなるんでしょう。

世界的な経済の不調やテロの恐怖などによって、いろいろな問題が起こっています。どの国にも余裕がありません。
イギリスのEU離脱だけでなく、アメリカのトランプさんの目指す方向性など、最近どの国もとても「内向き」な気がします。
ナショナリズムと言えばどこか格好いいですが、移民は来るなとか、特定の宗教の信者を排除するような考え方に接すると、とても利己的なものを感じます。

これから世界は、日本はどうなっていくのでしょう。
不安だからこそ、わたしたちは教育に携わる者は力を入れなければなりませんね。
わたしたちが育てた子どもたちが、この「難しい」世界を将来引っぱって行ってくれるのですから・・・。

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