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余計な一言

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

「口は災いのもと」という言葉があります。しゃべらなくてもよい余計なことまでしゃべってしまうといいことはないよ、という意味です。
しかし、授業中に教師が「余計な一言」をうまくはさむと、子どものやる気や集中力を高めることができます。

例えば、授業中にあてたときすぐに反応した子に、
「素早い反応や。いいね!」と一言。

少し難しい問題に答えられた子に、
「お、最近賢くなってきてるんちゃう?」と一言。

授業中にノートをとっているのを見て、
「字がていねいになってきたなぁ」とぼそっと一言。

特に褒める「余計な一言」は効果的です。
素早い反応だと褒められた子は次も素早い反応をしようと身構えて集中しますし、賢くなってきたと褒められた子はうれしくなってさらにがんばろうと思いますし、字がていねいだと褒められた子はさらにていねいに書こうとします。

こういう一言はタイミングが命です。子どもがその行為をした瞬間に感じた「よいこと」をすぐに口に出して言ってあげることが大切です。1秒後でも遅すぎます。
子どものよいところを見て、「思わず言ってしまった」という感じがよいのです。時間が経つと、言っていることが何だかウソくさく感じるようになってくるものです。
もちろん、感じても言わないほうがよい一言もあります。言うか言わないかを瞬時に決めなければなりません。
教師は子どもを常に肯定的に見るべきです。そうでないとこのとっさの褒め言葉や、言うか言わないかの即断ができません。

教師の「余計な一言」は、その子を伸ばす「重要な一言」になりうるのです。

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