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公立入試まであと100日

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

今日は12月3日です。奈良県の公立高校の一般選抜までちょうどあと100日になりました。

わたしは、こういう「区切りの日」は、子どもたちに意識をさせるうえで大切な日だと考えています。
特に、少しのんびりしている子にちょっとした危機感をあおるのにこの話題を持ち出します。

例えば、こんなことを子どもたちに話します。
「あと100日。まだまだ残された期間があると思っているかもしれませんが、実はあまり余裕はありません。例えば、これから入試に向けて、1日にひとつのことを覚えたり、1日にひとつの問題ができるようになるとします。ということは、そのペースであれば、入試までに100のことができることになります。でも、教科は5教科あります。100÷5=20だよね。1つの教科では20のことしかできるようになりません。これってどうですか?」
子どもたちはちょっと驚いて、
「やばい。あんまり時間がない」
と言います。
「そうですよね。残された日が増えることは絶対にありません。ということは、これからできることは、1日にひとつのことだけでなく二つや三つ、なるべくたくさんのことを覚えたり、できるようにならないといけません。そもそも、みんな現在1日にひとつのことを新たに覚えたりできるようになったりしていますか?」
「・・・」
「やばいよね。がんばろう」

入試までのカレンダーを見せることも効果があります。カレンダーを見せながら、
「今日がこの日ですね。あと14週間くらいです。さて、今日から1週間前の自分を思い出してください。そのときよりも今日、どれだけ伸びていますか?」
「・・・あんまり・・・」
「それが14回繰り返されるともう入試ですね」
「・・・やばい」
「そうですね。がんばろう」

子どもたちは少しピリッとしてくれます。

気力や希望を持ち続けさせながら、いい危機感(ピリッと感)を持ってもらう。
「区切りの日」にこんな指導ができるのです。

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