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その場で覚える

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

授業中、覚えるべき新しい語句や公式などが出てきたとき、子どもたちに時間を少し与えてその場で覚えるように指示することがあります。
板書をして、子どもたちがそれをノートに書いたら、「じゃ今から1分あげるから、その場で覚えてください。後であてて聞きますよ」と言って子どもたちにその場で覚えさせます。
1分後、板書を消し、子どもたちにはノートを閉じさせて、何人かの子にあてて言わせます。
ほとんどの子は正しく覚えています。
その授業を終了するときに、またあてて言わせることもあります。言えなければ居残りしてもらいます(笑)

大切な暗記事項が出てきたとき、「大切だから覚えておいてね」と言うだけでは、子どもたちは本気で覚えようとしません。

人間、どうしても面倒くさいことはあとまわしにしてしまいます。子どもたちの中に「ノートをとっているのであとからちゃんと覚えればいいや」とか、「テスト前にちゃんと覚えればいいや」という心理がはたらいてしまい、その場でアタマに入れてしまわないと・・・という一種の危機感がなくなってしまうようです。

あとから家で覚えようとすると、時間が区切られていないこともあり、だらだら時間がかかってしまいます。家で10分かけてだらだら覚えるより、授業中の1分で集中して覚える方が効果的なのです。

もちろん授業中の1分だけで完全には定着しませんので、家でも覚えるように指示し、次回の授業で確認テストをすることを伝えておきます。
授業中に一度覚えているので、家でもう一度覚えるときにもそれほど時間はかかりません。

陽塾で子どもたちに守ってもらいたい約束のひとつに「授業を大切にする」がありますが、その場で覚えることも「授業を大切にする」ことのひとつです。
授業を受ける前と授業を受けた後、何かひとつでも子どもたちが成長しているように、わたしたち教師もまた「授業を大切に」して、渾身の授業をしなければなりません。

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