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ミスではない

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

陽塾では、現在小6(新中1)の子たちの英語の授業が始まっています。
昨日はその英語の少し大きいめのテストをしました。その答案を見ると、単語の問題で間違えている子がいました。

「orange」を「orenge」と書いていたり、「computer」を「computar」と書いていたりする間違いです。

惜しいですね。
「ケアレスミス」と思われがちですが、実はこれ、「練習不足」が原因です。「ミス」ではないのです。

この場合、単語を覚えるときに、発音はちゃんとしていると思われますが、「書く」練習が不足していてスペルが定着していない状態です。

「みかん」と聞いて、頭の中で「オレンジ」と音で変換することはできるのですが、それを英単語に置き換えるときにスペルがあやふやになっています。「書く」練習が不足しているからです。
あやふやなまま解答を書こうとするので、「orange」と書くべきところを、音(読み)に近いローマ字的な音である「e」を使ってしまい、「orenge」となってしまうのです。

「書く」という動作は非常に大切です。英単語や漢字などの基礎学力は「書く」動作で定着率が高まります。

暗記が苦手な子は、あまり書いて覚えようとしません。
基本的な英単語や漢字は、手が痛くなるほど書くべきなのです。

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