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この点数はよいのか悪いのか?

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

ある子が授業中の小テストで70点をとったとします。
これはよい点数なのでしょうか?それほどでもないのでしょうか?
応用問題が満載の難しいテストであれば、この点数はよい部類に入ると思います。また、簡単な確認テストであれば、この点数ではもの足りません。

教師がテストの問題の難易度を把握していて、その点数がよいのかそうでないのかをその子に伝えることはできます。

しかしそれよりも、子どもに大きな影響が出る方法があります。

それは、集団(教室)で得点を口頭で報告させることです。

例えば、自分が70点だったとしても、ほかの子たちが「90点」「100点」「95点」・・・のように高得点を報告すると、70点の子は教師が何も言わなくても「この点数はよくない。がんばらないと」と思ってくれます。
しかし逆に、ほかの子たちが「40点」「25点」「30点」・・・のような点数を報告すると、70点の子は「これはよい点数なんだ。こんなもんでいいかな」と思ってしまいます。

この効果は非常に大きいものです。同じ70点でも、このように相対的に確認させると、子どもの感じ方が大きく違ってきます。
誰も何も指導しないのに、教室の授業中のその「場」が、よい危機感を持たせてくれたり、変な妥協をさせてしまったりするのです。

だからこそ、一人ひとりがしっかりとがんばって勉強し、多くの子が高得点をとるような「場」をつくることが、教師の大きな役割の一つなのです。

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