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志望校への動機

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

陽塾では、三者懇談で、小学生にも中学生にも高校の志望校があるかどうかを聞きます。目標がある方ががんばりやすいからです。
まあ、低学年の子たちに聞くのは「志望校」というよりも「何となくあこがれている高校」という感じで、現時点の成績は無視して聞いています。学力などはこれからがんばればいくらでも伸びていきます。

小学生は「未定」の子が多く、中1くらいでは半々くらい。中2以上になると多くの子がある程度具体的な高校名を出してくれます。

懇談で志望校(あこがれ校)のことが話題になると、どんな高校があるのかや高校入試の制度をまだよく知らない、とよく言われます。
確かに、普通にしていてもそういう情報は入ってきませんので、この情報不足状態は当然だと思います。

わたしは、特に低学年では志望校(あこがれ校)への「動機」は、何でもいいと思っています。
例えば、近所の先輩が通ってるからとか、部活動が強いからとか、制服がかわいいからとか。
大切なことは、まず少しだけ高校というものに興味を持つことなのです。

興味があると、それに関係する情報に対する「感度」が高まり、さらに多くの情報が得られるようになります。インターネットで気軽に検索してみるとよいでしょう。
そうしていろいろな情報が集まってくると、公立か私立かということや通学時間のこと、高校卒業後の進路や自分の内申や学力に相応しているか、などの結構現実的な事項が自分の志望校決定に影響してくることになります。

そうしてどの子も自然に志望校・受験校が決まっていきます。

あこがれ校がまだない子は、どんなことでもよいので、少しだけ「自分が行く高校」について考えてみてほしいと思います。

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