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2年前と全く同じ問題?

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

今年度の埼玉大学の入試で、2年前と全く同じ、宇宙探索についての英作文の問題が出題されました。
「過去問と全く同じ問題が出た!」とSNSでは話題になったようですが、埼玉大学の入試要項には「過去問を利用する場合がある」と記載があったそうです。

ここで「過去問を解いている人が有利になる試験を出題していいのか?」という疑問が出るかもしれません。
しかし、過去問を解いている人は出題傾向を分析しているわけで、その学校に合格したい思いが強いといえます。つまり、志望度の高い受験生が有利になるということですから問題ないと思います。

逆に、分析したがゆえに「2022年に宇宙探索についての英作文問題が出題されたから、数年は同じテーマの問題は出題されないだろう」と思ってしまった受験生や先生・予備校は見事にはずされたことになります。こちらはちょっとかわいそうな気もしますが。

受験生の中には、「過去に出題された問題はもう出ないから、あんまり力を入れなくていいや!」と過去問を軽視する人もいます。しかし、今回のようなことがあると、やはり過去問演習は必要だということになります。わたしも過去問演習は絶対に必要だと考えています。

過去問を見れは、その学校がどんな人材を求めているかが分かります。
「自分が行きたい学校は、どんな問題を出題しているのか」
合格したいのなら、それをしっかりと見つめて、しっかりと準備して臨むべきだと思います。

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