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本気で褒める

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

子どもを褒めることはとても大切なことです。褒められることで子どもは認められ、自信を深め、さらに努力して伸びてゆきます。
特に教師は日々子どもたちと接していて、その教育に関わっています。子どもたちがしっかりと前進していくことができるような褒め方をしなければなりません。

子どもを褒めるときに大切なことは、
「本気で褒める」
ということです。

子どもはとても敏感なところがあり、すごいとも思っていないのに「すごいな」と褒めても、そんなことは全く伝わらず、褒めたことにはなりません。むしろ褒めた人に対して不信感すら抱くこともあります。
そういう上っ面だけの褒め方ばかりをしていると、いずれ信頼を失ってしまいます。

その子のがんばったプロセスや結果に対して、自分がすごいと思わなければ褒めてはいけないのです。

ですから教師には、子どもへの思い入れと、変化を見抜く目と、感動のしやすさが必要になるのです。
子どものことを大切に思い、しっかりと見つめ、小さな変化に感動できる。それができない教師は、子どもを褒めることがほとんどできません。

これまで遅刻ギリギリに来ていたのに今日は一番に来て自習している。
前回間違えた問題を今日は何とか解くことができた。
授業中しっかりと話を聞いていた。
大きな声で発音できた。
授業後消しゴムのカスを集めてゴミ箱に捨ててくれた。
・・・

褒めるタイミングはたくさんあります。
大切なことは、教師がそれらをしっかりと見て、そして少しでも感動しているか、
そしてそれをしっかりと言葉にして子どもに伝えているか、ということなのです。

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