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部活動の引退後

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

昨日の授業の休み時間、ある中3の子を少し遠くから、いつもと違うアングルでふと見ると、夏休みより少し太っているように見えました。
「あれ?少し太った?」
と聞くと、部活動を引退してからやはり太ったとのことでした。

どの中学校でも、中3はだいたい夏休み前の大きな試合を最後に引退することが多いです。
なぜ夏で引退するのかは明確で、受験があるからです。

多くの中3生は、これまで部活動中心だった生活から受験勉強を中心とする生活に大きく移行します。
これまで、特に運動系の部活動に入っていた子たちは、急に運動量が減ってしまうので体がなまってしまい、少しストレスもかかるようです。
「先生、なんか暴れたいです(笑)」
という子がいます。気持ちはよく分かります。
気分転換にランニングをしたり、バッティングセンターに行ったりする子もいるようです。

受験勉強への切り替えについては、うまくいく子とそうでない子の差があります。

気持ちを切り替え、これまで部活動にかけていた時間をきちっと勉強時間に充ててうまく転換できる子はぐんぐん成績を伸ばします。このラストスパートの伸びは、これまでコツコツと実力を積み重ねてきた子のペースを凌ぐこともあります。
切り替えられない子は、体がなまってしまったストレスを過剰に感じてしまって勉強に没頭できず、かといって運動をしているわけでもなく、結局何をしているか分からないような時間を過ごしてしまうことがあります。心のどこかに「勉強から逃れたい」という一種の逃避の気持ちがあるのだろうと思います。

大切なのは「切り替え」です。

どうせ受験勉強はしなければいけないのです。ならば、嫌々やるのではなく、
「部活動で頑張ってきた自分が、勉強でどこまでがんばれるか挑戦!」
くらいの前向きな気持ちを持って受験勉強に臨んでほしいと思います。

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