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答案は語る

こんにちは。陽塾代表の原田基生です。

指導のために、学校の定期テストの過去問や答案を見せてもらうことがあります。
実はテストの答案を見れば、その子についての多くの情報を得ることができます。
問題用紙も見て、そこへの書き込みも見るとさらに深く分かります。

いくつか挙げてみましょう。

・空欄が多い
理解不足が考えられます。また、単に暗記すればすぐに点が取れる問題が空欄の場合は勉強不足です。
理解不足の場合は、該当単元の理解度を確認後、イチから基本事項を定着させていく必要があります。
また、勉強不足の場合は普段の勉強やテスト前の勉強をしっかりとさせることが必要になります。

・ほとんど空欄がない(書いている)のにたくさんバツになっている
暗記系の問題の場合は、テスト前に問題形式を解いてみる「確認」の作業ができていない(=詰めが甘い)可能性があります。
思考系・計算系の場合は、単純にミスを多発している場合と、解く手順を誤っている場合があると思います。
これらも直前の確認作業でチェック・修正ができるはずです。

・記号問題はできているのに記述問題ができていない
勉強をするときに実際に鉛筆を持って「書く」ことをしていない可能性があります。
例えば、国語の「~字以内で答えなさい」形式の問題に対して、自分で苦労して書いてから解答を見て修正するのではなく、分からないといって何も書かずに答えだけを見て納得をしただけのような場合などです。
普段から「書く」訓練をしておく必要があります。

・最後まで時間内にできていない
普段の勉強で「時間」「スピード」「効率」を意識できていません。普段の家での勉強でも、わりとゆっくりやっている可能性があります。「長い時間勉強しているのに、これだけしかできていないの?」というパターンです。
普段から「制限時間」とか「スピード」を意識して「短時間で集中して勉強する」訓練をする必要があります。

などです。

答案は雄弁に「語って」くれます。テストの答案を見れば、その子の学力や勉強の様子だけでなく、性格に近いところまで知ることができます。
陽塾では入塾テストはありませんが、現在の学力の状態を知るために「学力確認テスト」を実施し、その子への指導のスタートラインにしています。

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