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福は内、鬼も内

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

今日は2月3日、節分です。
毎年、全国各地のお寺で節分の法要が営まれますが、吉野山にある金峯山寺蔵王堂で行われる節分は少し変わっています。

普通、節分の決まり文句は
「福は内、鬼は外」
ですが、蔵王堂では法要のあとの鬼の調伏式で
「福は内、鬼も内」
と言うようです。

嫌われ、憎まれ、豆を撒かれて全国から追われてきた鬼たちを迎え入れようというのです。
そして彼らを経典の力や法力、信徒が撒いた豆によって改心させようとしています。

これは、金峯山寺の開祖である役行者(えんのぎょうじゃ)が、鬼を閉じ込めて仏法を説いたところ、鬼が改心して弟子入りしたという故事に基づくといわれています。

悪の象徴であり誰もが忌み嫌う鬼を「受け入れて改心させる」という考え方。
何という度量の広さと優しさでしょう。そしてそこには正しい厳しさもあるように思います。

鬼の目にも涙。
鬼も角折る。

・・・鬼も変わることができるのです。

これは教育にも通じる考え方です。わたしたち大人はどんな子どもも受け入れ、優しく厳しく育てていかなければなりませんね。

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