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教育者としての初心

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

先日、大阪の私立の学校の裏金問題が報道されました。
保護者から集めた教材費と模擬試験受験料での余剰金を5億円余り裏口座にプールし、1億円ほどが飲食費・ゴルフ代・タクシー代・贈答費などに不正流用されていたようです。
教育の現場で、教育とは正反対の行為が行われていたことに、わたしは違和感と嫌悪感を感じずにはいられません。

しかし、この学校は、熱心な指導で大学進学実績をぐんぐん伸ばしている学校です。
結構強制的に勉強をさせる学校で、私の昔の教え子にもこの学校に進学した子が何人かいます。でもその子たちは「勉強ばっかりさせられてます」とか言いながら、学力が伸びていくことにまんざらでもない様子です。
また、野球部も甲子園の常連で、今春の選抜高校野球にも出場しています。今日の午前に試合があり、見事に逆転勝ちをおさめてベスト4に進みました。
まさに「文武両道」の学校です。
以前、何人かの先生方にもお会いしたことがありますが、どの方も熱心な方で、子どもたちを伸ばすことや学校をよくすることに、一所懸命取り組んでいらっしゃいました。

生徒も現場の教師もがんばっているのです。
この学校が伸びてきたのはそのがんばりがあったからなのです。

この不祥事の中心となっていた人物は前校長とのことですが、「校長」だったのですから、教育者の一人のはずです。
やはり「初心」はあったと思います。子どものため、教師のため、学校のため・・・。努力もされてきたと思います。
しかし、残念なことにこの前校長はいろいろなことを「忘れて」しまいました。

信頼回復という「尻ぬぐい」をするのは、これまで学校を伸ばしてきた生徒たちや現場の教師たちです。
生徒たちや現場の教師が、また一つひとつの信頼を積み上げていかねばならないわけです。

前校長はそのことを忘れず、感謝をし、もう一度「初心」を思い出してほしいと思います。

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