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オトナの事情とキレイごと

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

ここ1週間ほど、SMAPが解散するとかしないとかで芸能界が揺れていました。国民的アイドルとよばれるほどのグループなのでわたしも少し気になってましたが、彼らは昨日のテレビに生出演して、解散はしないことをファンに伝え、一旦収束したようです。

もともとこの騒動の発端になったのは、事務所のベテランマネージャーと副社長の対立です。
いわゆる「オトナの事情」ですね。
わたしには深くは分かりませんが、そこにはドロドロとしたプライドや確執、利権などがからみあっていたのだと思います。形としては一応収束しましたが、それらはまだ解消されていないと思います。
ファンのためなどと「キレイごと」を言っている場合ではなかったのでしょう。

「『オトナの事情』がある。『キレイごと』だけ言っていてもダメ」

現実に起こる厳しい諸問題は「キレイごと」だけではクリアできません。「キレイごと」は「甘い」「青い」と言われます。
「オトナの事情」は少なからず影響しますし、それも大切なことです。そう考える方が「オトナ」で「現実的」で「効率的」で、「計算高い」のです。
しかし、だからといって「キレイごと」を軽んじすぎてしまうと、どこかで歯車が狂ってしまうような気がします。

わたしは「キレイごと」とは「原点」「初心」「純粋な思い」だと思っています。

アイドル事務所にも、カツの廃棄業者にも、バスの運行会社にも、「キレイごと」はあると思います。もちろんわたしたち塾にも。

生出演でキムタクが「前を向いて進んでいきたい」と言っていたようですが、「オトナの事情」にまみれてしまったときにも、「キレイごと」を忘れないことが、まさに「前向きに」進んでいくために必要なことではないでしょうか。

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