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悪問

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

問題集を見ていると、ときどき「悪問」に出会います。
奇をてらっただけのもの、無意味に複雑にして難しく見せているものなど、その問題を演習しても得るものが少ないものです。入試問題にさえもそういう問題が混じっていることがあります。

悪問にあたることはほとんど時間のムダです。学力を伸ばすためには良問をしっかりとこなしていくことが必要不可欠ですが、あまり意識しすぎて良問ばかりを選んでいるのもどうかと思います。

悪問を全くやらない、というのは、完全な無菌状態の中で子どもを育てていくのと似ています。
一生無菌状態の中で生活していくことなどできないのですから、子供の成長過程や体力をよく見て、ちょっとした「雑菌」にくらいは打ち勝つ体力をつけることも必要です。

たまには子どもたちも悪問に出会う方が、子どもたちは鍛えられるのです。
わたしは、意図的に悪問を選んでそれを子どもたちにさせることはもちろんありませんが、例えば宿題の中にあまり良い問題でないものが入っていても、それを除くことはしません。子どもたちは苦労しますが、その経験をすることで子どもたちは少し「強く」なります。
また、解説時に、その問題が悪問である理由を子どもに伝えることもあります。ここでは子どもたちは「出題者の目線」を体験することになり、成長につながるのです。

悪問はちょっとした雑菌のようなものです。そういう問題にあたることも子どもたちのたくましい成長に一役かっているともいえるのです。

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