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実物を見る

こんにちは。陽塾代表の原田基生です。

昨日10月8日は皆既月食でした。
詳しい時刻を調べてみると、18時15分ごろから食がはじまり、ピークが19時55分ごろとのことでした。

昨日は水曜日で中1と中2の授業があり、彼らが塾にいる間に皆既月食のピークを迎えることになります。
これはいいと思いました。

中間テスト対策授業の真っただ中ではありましたが、19時55分ごろのピーク時に、彼らを連れ出して外の駐車場に出て、みんなで月食を見ました。時間にして5分くらいでしたが、子どもたちは喜んでいました。

ちなみに、子どもたちに「月食ってなぜ起こると思う?」と聞いてみると、ほとんどの子が知りませんでした。
理科で天体を学習するのは中3なので、中1も中2もまだ学校では習っていませんので当然ですが、何人かの子は知っていました。
「なぜ知ってるの?」と聞くと、「お父さんに教えてもらった」とのこと。
お父さん、グッジョブ!
素晴らしいと思いました。

わたしは「興味づけ」として、「実物を見る」ということは非常に効果的であると考えています。
教室に帰ってきた中1たちに、簡単に月食の仕組みと日食の仕組みを説明しました。

月食は満月に地球の影がうつるのでぼやっと欠ける(明暗の境目がぼやけている)けど、日食は太陽の前に月そのものが割り込んでくるのでくっきり欠ける(明暗の境目がはっきりしている)ことなども言うと、2年前の金環日食を見た子は結構反応が良かったです。

最近はYoutubeなどの動画サイトもあるので、いろいろな動画を手軽に見ることができます。
動画は「実物」ではありませんが、紙に書いてあることよりも実物に近いものです。子どもたちの食いつきも全然違います。そういうものも利用して、子どもたちにいろんな場面で「興味づけ」をしたいと考えています。

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