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お手軽3回復習法

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

学力を定着させるために反復練習である「復習」はとても重要な勉強です。反復の回数が多いほど定着率も上がります。

しかし「復習」は放っておいてもできるようにはなりません。
子どもは「反復」を嫌います。またなかなか時間も取れず、やり方もよく分かっていません。
こんな現状で放っておいても正しく復習ができるようにはなりません。

わたしは、子どもたちに「お手軽3回復習法」を勧めています。
この復習方法は、時間も手間もそれほどかけずに3回復習ができる方法です。

・1回目:授業が終わったあと、1分だけノートを見てその授業を思い出します。もちろんノートを「眺める」だけでは効果はありませんので、「先生ココが大事だって言ってたな」などと、書いた時の状況をイメージしながら見るとよいでしょう。
・2回目:授業の次の日くらいに宿題をします。これで復習になっています。さらに、分からなかった問題や間違えた問題は必ずノートやテキストなどに戻って確認しておきます。これでさらに効果アップです。
・3回目:その教科の次の授業の直前、1分だけ前回のノート・やった宿題などを見ます。「そういえばこんなことやったな」などと「記憶を思い出す」感じで見ます。

この方法なら、かかる時間については、授業のあとの1分と次の授業の直前1分、そして宿題をやる時間が少し長くなる程度ですが、効率よく復習ができます。
次の授業の最初に、前回の授業の復習テストなどがある場合はそのテストの結果もよいでしょうし、そのテストをやることで4回目の復習もできるのです。

この復習法で、子どもたちが効率よく学力の定着ができるようになってほしいと思っています。

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