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「失敗」を見極める

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

あることを目標にしていてそれが達成できなかった、つまり「失敗」。
この「失敗」には、2種類あるとわたしは考えています。

一つめは、「やったけど失敗」。
例えば、定期テストで目標の得点を取ろうとして、いろいろなことをガマンして努力を積み重ねてきたのですが、結果として残念ながら目標を達成できなかった場合です。
もう一つは、「やらなかったから失敗」。
目標に向けて努力をしていないので、失敗するのはある意味当然なことです。

この2つ、結果は同じ「失敗」ですが、そこに至るプロセスが全く違います。
親や教師は、この違いをしっかり見てあげなければなりません。間違えた対応をしてしまうと、その対応は子どもにとってマイナスになってしまいます。

「やったけど失敗」の場合は、子どもは努力したわけです。この努力をまずは認めてあげ、褒めてあげるべきです。そしてそのあと、「失敗」という結果を本人と一緒に客観的に受け止め、分析し、課題点を洗い出して、次に向けての作戦を本人と一緒に考えるのです。
ここで叱ったりしてしまうと、「がんばったのに・・・」と落胆している子どもをさらに打ちのめすようなことになり、モチベーションは急落してしまいます。

それに対して「やらなかったから失敗」の場合は、まずは「さぼってやらなかった」のか「別の要因でできなかった」のかを注意深く把握したうえで、「やらなかった」という事実を本人に認めさせることがスタートです。
「さぼってやらなかった」のであれば、厳しく指導することも必要で、そののち、次に向けての作戦を本人と一緒に考えるのです。
さぼった子に、「がんばったのにな・・・」などとピントのずれた変ななぐさめの言葉をかけてしまうと、子どもは次も同じことを繰り返してしまいます。

子どもが「失敗」したときの指導やアドバイスは、その「失敗」のプロセスによって大きく変わるのです。

2019年7月
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