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基礎計算は暗記?

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

突然ですが、「6+7」はいくらでしょうか?
答えはもちろん13です。ほとんどの人はほぼ即答できますね。

ただ、同じ答えを出すのに少し時間がかかる子がいます(5~10秒くらい)。たし算を習う小学校低学年の子であればまだいいのですが、高学年になってもあいかわらず時間がかかる子がいるのです。

実は、時間がかかる子は、頭の中で「指を折って」計算しています。毎回指を折っていちいち数えているので時間がかかるし、頭は疲れるし、大変です。
計算力がある子は、これくらいの計算の答えは半分「暗記」しており、指を折らずに即座に答えが言えます。

では、どうすればそのレベルになるのか。

それは「暗記してしまうくらい反復する」ことです。
九九は覚えますよね。それと同様です。低学年のうちに、基礎計算のドリルや計算カードを毎日毎日何度も何度も繰り返して訓練すると、「6」と「7」を見た瞬間に「13」が頭の中に浮かぶようになります。

最近は小学校でも宿題の量が少なくなっている印象を受けますが、そのためなのでしょうか、ここ最近、新入塾の子にはこの基礎計算力があやしい子がちらほら見られます(こういう子は九九もあやしい子が多いです)。
もちろん塾ではプリントをお渡しして毎日訓練をしてもらいます。

基礎計算力が身についていないと、今後学習していく算数・数学はずっと苦手になってしまい、何よりも本人が一番つらいです。
低学年での基礎計算力の徹底的な訓練は「必ず」やっておく必要があります。

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