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東京の狭い空の下で

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

東京で一人暮らしをしながら芸能活動をしている大手塾時代の教え子がいます。テレビのドラマやバラエティなどに時々出演してるんですよ。
その教え子からときどき連絡をもらうのですが、先日近況報告をしてくれた中にこんなことが書いてありました。

「でも正直芸能って勉強時代とは違って努力して勉強しても成績は上がらんし苦戦することもあるし、寂しがり屋で東京は相変わらず慣れへんし東京の空は奈良の空と違って建物が多くて高いから空の面積狭く感じるし田舎者には住みにくいなって思うことも…。笑
でも決めた道に責任持って進んでいくしかないんかなぁって思ってます😅」

確かに勉強って努力が得点になって比較的表れやすいけど、芸能界で成功するって努力や才能以外の要素や運などもあって、思い通りにいかないことも多いんでしょう。
心細い東京から、家族や友だちがいて自分のすべてを包んでくれるふるさとへ、ふと帰りたくなる時もあるんでしょう。

でも、それでも夢に向かってひたむきに歩んでいるその子の姿が思い浮かびます。
がんばれという祈りにも似た気持ちが、心からわき出てきます。

そして同時に人として負けていられないと思うのです。
その教え子はわたしのことを「恩師」と言ってくれます。
しかしわたしは今でもなお「恩師」と言われるような存在でいることができているのか。
これからも「恩師」としてちょっとだけかっこつける(笑)ためにも、人として自分も成長し続けければならないな、と思うのです。

東京の狭い空とつながっている奈良の空の下から、その子の成功を祈っています。

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