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習ったように解く

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

先日数学の授業で、関数の「変域」が出てくる問題は必ずその関数の「グラフ」を意識すること、慣れないうちは面倒でも必ずグラフの概形を実際に描くことを子どもたちに教えました。
グラフを描かずに解くと、変域の端の値を取り違えるなどの思わぬミスを誘発してしまうことが多いからです。

「みんなはまだまだ慣れていないから今は全員グラフを描いて考えなさい」と指導しました。

次の授業の冒頭、前回の授業内容の復習小テストを行いました。
テスト中に子どもたちの解いている様子を見てまわると、「変域」の問題なのに「グラフ」を描いていない子が何人かいました。「教えた通りにやってないな」と思ってその子の答えを見てみると、やはりというか見事にというか、まんまとひっかかってミスをしているのです。
習った通りにグラフを描いている子はその多くが正解していると思われました。

わたしはそのテストの得点報告の際に、その問題をグラフを描いて解いたかどうかと、その問題の正解不正解について子どもたちに聞いてみました。
若干名の例外はありますが、習った通りにグラフを描いた子はほとんど全員正解、逆に描かなかった子はその多くがミスをして不正解でした。

わたしがグラフを描くように指導しているのはそのミスをなくすためなのですから、習った通りに解かずにミスをしてしまっているのはある意味当たり前なのです。

わたしは少し厳しく指導しました。
習った通りに解くことも「素直」の一つ。これからは必ず習った通りに解きなさいと言いました。

「自分の解き方」などというものは、基礎を素直にきっちりと吸収した上に立脚するものです。
まずはすべてを素直に受け入れてその通りにやる方が結局は「近道」となるのです。

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