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欠けた円

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

上の2つの図で、どちらの図形がが気になりますか?
ほとんどの人が右側の欠けた円が気になると思います。

この図は心理学でよく使われる簡単な心理テストの図です。
人間の目は、欠けた円、特に欠けた部分に目がいきます。欠けている部分が気持ち悪いと感じるのです。
不完全なものや不完全な箇所が気になってしまうのは、人の持っている美的感覚、つまり「美しいもの」を求める意識からくるのかもしれません。

この心理は、図形を見るときだけでなく、他人を見るときにも働いてしまいます。
つまり、人間は、他人の足りないところや欠点に目がいきやすいということなのです。

よって、他人を見るときには、意識して「良いところ」を見るようにしなければなりません。

これは子どもを教育する上でも大切な観点です。
悪いところは目につきますので、そればかりが気になってつい叱ってしまう・・・。
そうでなく、良いところを見て子どもを褒めて育てましょうという考え方です。

しかしわたしは、不完全な部分があるのにそれをあえて見ないようにすることも「違う」と思います。
大人は子どもの成長の手助けをしてあげなければなりません。
良いところ「だけ」を見るのではなく、良いところ「も」見ることが大切で、良くないところもやはりしっかりと見て、厳しく指導するべきです。

「欠けた円」全体が「その子」です。
すべてを愛情を持って見つめ、正しく育てることが大切だと思います。

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