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授業中の反応速度

こんにちは。陽塾代表の原田基生です。

わたしは、授業中の子どもの「反応速度」を重視しています。
「反応速度」とは、教師が作業の指示をしてからその動作に入るまでの反応の素早さや、教師が授業中に発問してから解答するまでの反応の素早さのことです。
この速度で、子どもたちの授業への集中度がすぐに分かります。

「はい。ノートを出してください」と指示したとします。

すぐに机の中またはカバンからノートを取り出す子は、しっかりと教師の指示を聞いていた子です。

まわりの子たちがごそごそ動き出す感じを察知して、きょろきょろして何をすべきか探り、近くの子に「何出すの?」とか聞いている子は教師の指示を聞いていない子です。

まわりの子たちがごそごそ動き出しても、それを感知しないツワモノ(?)もまれにいます。教師の指示を聞いておらず、かつ、周りの子たちの動きも察知していない子です。

また、授業中、説明をしている中で不意に発問したとします。
発問内容の答えとしては、普通に説明を聞いていればすぐに答えられることです。

発問して1秒以内に答える子は、しっかりと集中して聞いていた子です。

5秒以上かかるのは、教師の言葉を一応耳に入れているのですが、それをBGMのようにして聞いており、集中して聞いていなかった子です。その子のアタマの中はこう動いていると思います。
あてられた→教師の直前の発問の言葉を思い出す→聞き流した言葉を思い出す→「えーと、~ですよね」と言いながら考える(笑)→答える
これ、不思議なのが、聞き流していても直前の発問の言葉は結構聞いているんですよ。

完全に聞いていなかった子は、あてられた時に我に返ります(笑)もちろん、何を聞かれているかが分からないので答えられません。
「分かりません」と言いますが、わたしは容赦しません。その子なら答えられるはずの発問をしているので、「分かりません」でなく「聞いていませんでした」なのです。
「今何を聞かれてるの?」と聞くと、ほとんどの場合、そこで聞いていなかったことを白状します。
わたしは分からないことより、聞いていなかったことをその場で叱りつつ、学校でもしっかり聞きなさいと指示します。

授業の聞き方は「習慣」です。すぐに変えられるものではありません。
粘り強く子どもたちの「反応速度」を上げ、授業を集中して聞く子に育てたいと思います。

2020年10月
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