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思考力重視の新テスト

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

文部科学省が昨日、現行の大学入試センター試験に代わって2020年度から実施予定の「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」のマークシート方式の問題イメージを公表しました。

新しいテストはこれまでのような単に知識を問うものではなく、「思考力・判断力・表現力」を評価するのに適したテストになります。どのようなテストにすればよいか、現在検討が重ねられています。

昨日公表されたのは物理と世界史でした。
物理では、正しい式を選択肢から選ぶのではなく自分で式を考える必要がある問題でした。グラフ作成が必要な問題や、添付資料の中から必要なデータを見極めることが求められる問題なども示されました。
世界史は、特定の地域や年代に絞って知識量を問う従来に比べ、横断的な知識や幅広い年代・地域の関連性を理解しておく必要があります。選択肢から正解を選ぶ形式でも「正しいものを2つ選べ」ではなく「正しいものをすべて選べ」の形式になって正解の個数が分からなかったり、前問と答えを連動させたりして、偶然には正解しにくい出題形式が示されました。

わたしも問題のイメージを見ましたが、確かに付け焼刃的な知識では正解することは難しいと思われる内容でした。
しっかりとした知識の基礎を土台として、そこに自分の考えを積み上げていく力が求められます。

このテストを初めて受けるのは、今の中学2年生です。
「暗記中心の勉強」や「その場しのぎの勉強」しかやってこなかった子は通用しなくなります。
学力をつけるのには時間がかかります。わたしたち教師もこのような情報(知識)を得て、考え、実践し、子どもたちが「骨太の学力」をつけられるようにしっかりと教えていかなければなりません。

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