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困らせる

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

子どもが、テキストやノート、文房具などを忘れてくるときがあります。

忘れた子はわたしにそのことを言いに来ます。
「先生、テキストを忘れました」
その子は、塾のテキストを貸してもらうか、必要なページをコピーしてもらおうと、少し期待しながら言いに来るようですが、わたしは原則としてテキストの貸し出しもコピーもしません。
「となりの子に見せてもらいなさい」
と言って突き放します。

ノートを忘れたときは、さすがにとなりの子のノートに書きこむわけにはいきませんので、テストのコピーの余りなどの使わなくなった紙を何枚か渡し、その裏にノートをとり、家に帰ったら忘れたノートにその紙に書いた内容を書くように指示します。

困らせるのです。

自分の不注意やだらしなさのために、自分が困ることを分かってもらいたいのです。
ノートを忘れたら、家に帰ってからその日授業で書いたことを正規のノートに書かなければなりません。面倒くさいです。
テキストを忘れたら、となりの子に少し気を使いながらテキストを見せてもらうことになります。2人の机の真ん中あたりにテキストを開いて置き、2人でそれを見て授業を受けることになります。となりの子もテキストが少し見にくくなります。となりの子にも迷惑がかかっているのです。

忘れた子にはそのことを伝え、授業が終わるときにはとなりの子に対してきちっとお礼を言わせます。

これで、少しは忘れ物に対する意識が向上します。

忘れても何とかなる、と思わせるのではなく、困らせることも必要です。

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