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倍率は確率ではない

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

昨日、入試の倍率のことについて書きました。例えば2倍の倍率ならば、2人のうち1人しか合格できないということです。
「2人中1人しか・・・」という表現は世間でよく使われますが、この表現のせいもあり、入試の倍率を「確率」だと勘違いしてしまう人がいます。

例えば、2倍の倍率の場合「合格する可能性は50パーセントだ」と考えてしまうのです。

入試はサイコロや宝くじではありません。どの受験生も等しく50パーセントの合格可能性になることはありません。
その高校の受験生の中で上位から50パーセントの人数の中に自分が入ることができるかどうかで合否は決まるのです。

受験生の中で上位の子は、このいわば「合格順位」の中に高確率で入るので、合格可能性は50パーセントよりもかなり高くなります。その順位以内であれば、倍率が10倍であろうが100倍であろうが合格できるのです。
逆に、受験生の中で下位ならば、合格可能性は50パーセントを大きく割り込みます。実質倍率が1倍を超えているのであれば必ず不合格者は出るわけで、誰かがその「当事者」になるのです。

この誤解には気をつけなければなりません。特に受験者の中での下位層(挑戦層)がこの勘違いをしてしまい「合格可能性50パーセント」などととらえてしまうと危険です。
本当は確率10パーセント、いや5パーセントかも知れないのに危機感を持てず、何となくダラダラした受験勉強をしてしまうという現象も起きてしまいます。

出願してしまえば倍率を気にしてもしようがありません。合格順位の中に入ることができるように、不安がらずに立ち止まらずに一歩一歩あきらめずに進み続けるしかないのです。

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