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ゆがんだ目標

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

志望校でもテストの得点でも、適正な目標を設定することは大切なことです。

しかし、目標を聞いたときに、その子の実力に比べて極端に低い目標を言ったり、逆に極端に高い目標を言ったりして、その時に掲げるべきでない目標設定をしてしまう子がいます。

わたしは、このような極端な目標設定になってしまう原因は2つあると考えています。

一つは、自分の現在の実力のレベルと、掲げた目標のレベルを正確につかんでいない場合です。
これは、数字を提示して説明することによって、自分の現在のレベルや目標のレベルを把握してもらい、目標を変更することができます。
これについては、正しい知識を得ることで適正な目標設定になります。

もう一つは、その子が心理的にあまり健全ではない状態にある場合です。

極端に低い目標を言う子は、本当は実力があるにもかかわらず、自信がなく遠慮してしまっています。そういう子は、目標が達成できなかったときのことを恐れています。達成できなかったとき、親や教師になじられたくないとか、ウソつきになりたくないという気持ちがあります。
こういう子には、自信を持たせ、自分を信じてがんばる勇気を持たせてあげることが大切です。また、失敗してもいいんだよ、ということをしっかりと伝えてあげることも必要です。

逆に極端に高い目標を言う子は、その目標ははじめから達成できないことを実は知っています。適正な目標設定をして、もし達成できなければ自分のプライドが傷つくことになります。高すぎる目標であれば、達成できないことが当たり前のようになり、プライドはそれほど傷つきません。
こういう子には、しっかりと現実を見つめさせ、地に足をつけて目の前のことを一つひとつしっかりとさせることが大切です。そして、正しい目標は、努力すれば必ずかなうことを繰り返し伝えることが必要です。

素直に自分の力を知り、適正な目標を設定する。
そして、失敗を恐れずに、必要なことをしっかりと実行する。

これが、本来あるべき目標設定とその達成のプロセスなのです。

2019年7月
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