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しっかりと語り継ぐには

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

70年前の今日8月6日、広島に原爆が投下されました。
今年はちょうど戦後70年の節目の年です。また現在の国会ではいわゆる集団的自衛権の行使が焦点となる安保法制についても議論されていて、今年は特に平和や戦争について深く考えることが多いですね。

戦争や原爆については、その悲惨さを後世に語り継ぐことがとても大切なことです。

戦争を実際に体験した「語り部」さんが、その体験を若い人たちに必死で伝えてくださっています。
「生き証人」の言葉は重いものです。聞いている若い人たちは臨場感・当事者感の中、ショックを受けながらその話を聞いています。少しショックを感じながら聞くほうがよく伝わります。
ただし、戦争の悲惨さを自ら体験しそれを伝えてくださる方は年々少なくなっています。

わたしももちろん戦後生まれです。戦争は悲惨だ、戦争は絶対にしてはいけない、ということは十分すぎるほどに頭では分かっています。それを子どもたちに伝えることもします。
しかし、わたしは戦争を経験していないので、何か言葉が上すべりしてしまい、本当の戦争の悲惨さが伝わってない気がします。

今後しっかりと語り継ぐにはどうすればよいのでしょうか。
わたしは悲惨な体験を「モノ」に込めることがポイントだと思います。その「モノ」によって当時を想像し、当時の疑似体験をするのです。

当時の写真や当時使っていた物を保管して継続的に見てもらう。
戦争体験者の経験を文章にしたり、録音したり、映像化したりする。

わたしがつたない言葉で直接話すより、戦争体験者の方のお話を映像にして見せる方が、はるかに強いメッセージを伝えられると思います。
それにわたしが言葉を追加すれば、わたしの言葉も少し生きてくるように思います。

直接伝える人が少なくなってきている今、わたしたち大人はしっかりと語り継ぐための工夫をしていかなければなりませんね。

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