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これまでの知識に引っかけて覚える

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

7月になりました。今日は久しぶりに晴れましたが、梅雨明けはもう少し先のようです。
梅雨の時期の花といえばあじさい。いろいろな場所でちょこちょこ見かけます。

先日テレビで、あじさいの花の色は土壌の性質(酸性・アルカリ性)によって変化すると言っていました。
土壌が酸性のときは青っぽい色、アルカリ性のときは赤っぽい色になるのだそうです。
中性のときは、青と赤の真ん中の色である紫色になります。
日本は火山が多いので酸性の土壌が多く、日本のあじさいは青っぽい色が多いということでした。

わたしはあじさいの色が土の性質によって変化するをことを聞いた記憶はありますが、これまで特に気に留めもしませんでしたので、酸性・アルカリ性でそれぞれどんな色になるのかという知識はあいまいでした。

しかし先日テレビを見たとき、なぜかそのことに意識が向き、
「リトマス紙と反対の色だ」
と反射的に意識したのです。

そう意識したことにより、一瞬でこの知識がわたしの中に定着しました。
それ以降青いあじさいを見ると、
「ああ、あそこの土は(・・・リトマス紙の反対の色だから・・・)酸性なんだな」
と意識してしまうようになりました。

テレビを見たときに意識した「リトマス紙と反対の色」というキーワードにより、あじさいの花の色の知識が、既知であるリトマス紙の色の知識と結び付けられたのです。
このように、新しい知識をこれまでの知識にうまく引っかけて覚えると、一瞬で知識が定着します。

わたしはもう、あじさいの花の色と土壌の性質との関係については一生間違わないでしょう(笑)

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