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民主主義は運動しないと衰える

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

現在、ミャンマーのアウンサンスーチー氏が来日しています。彼女はかつて京都大学に研究員として在籍しており、昨日京都大学で名誉博士号を授与されました。そのあとスピーチを行い、学生たちと交流しました。

彼女は「ビルマ(ミャンマー)建国の父」といわれたアウンサン将軍を父に持ちます。若いときにミャンマーを離れていましたが、1988年に帰国し、軍事政権に対する反対運動のリーダーとして活動し始めました。
長期にわたる自宅軟禁などの逆境を乗り越えて、スーチー氏がミャンマーの民主化を実現させたことはあまりにも有名で、彼女はノーベル平和賞を受賞しています。その活動は英語の教科書の中でも文章の題材として取り上げられています。

スーチー氏は昨日のスピーチの中で、
「民主主義は努力を怠ると使わない筋肉のように衰えてしまうので、運動を続け維持しなければなりません」
と、民主主義の維持を筋肉を鍛えるトレーニングに例えて述べました。

民主主義を維持するためには「努力」が必要。

・・・衝撃でした。
民主主義が当たり前になって、平和ボケしてその重みを忘れかけている今の日本。
わたしもそのボケた日本人の一人です・・・。
スーチー氏の言葉は、わたしたちがしっかりと噛みしめなければならない言葉だと思います。

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