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クラスの雰囲気は全員がつくっている

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

子どもたちは十人十色です。それぞれに個性があり、それぞれの雰囲気を持っています。
そういう子たちが集まって一つのクラスが構成されます。

ムードメーカーの子がいます。そういう子からは発散される雰囲気の力が強く、クラス全体の雰囲気を大きく左右します。そういう子が欠席するとやはりクラスの雰囲気が違います。

しかしわたしは、強弱の差はあれクラスの雰囲気はやはりそのクラスの全員がつくっていると思っています。
どの子であっても欠席するとクラスの雰囲気に違和感を感じるからです。

目立つ子でなくても、その子は確実にそのクラスに影響を与えています。
となりの子と相互採点するときには互いに影響を及ぼしあっているでしょうし、クラスでのコーラス・リーディングの声の大きさや笑い声の大きさ、口頭での小テストの得点報告の場、「できた人?」と言われて手をあげているか否かもクラスに何らかの影響を与えています。
クラスに仲の良い友達がいればその友達からは意識されるでしょう。そのほかにもその子のことをライバルと思っている子や、少し気にいらないと思っている子がいるかも知れません。また、その子のことが好きだと思っている子もいるかも知れません。
そういう子たちは、言葉やアイコンタクトを交わさなくてもその子から影響を受けています。

どんな子も、その存在によって周りの人たちに何らかの影響を与えているものなのです。
それはクラスだけでなく、塾全体でも、家でも、学校でも、もっと広い範囲でも、やはりその子がいることによる影響というものがあると思うのです。
例えば公共の場でも、電車に乗ったら自分が座っているスペースには他人は座れません。自分はその他人に影響を及ぼしているのです。

一人ひとりの子たちが持つそれぞれの個性がお互いに影響しあい、クラスの雰囲気が生まれます。
だからこそ、どの子も大切なのです。

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