2.82026
丸つけのときにするべきこと

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
問題集や学校のワークなどの問題演習をするとき、自分で問題を解いたのちに解答を見て丸つけをします。
正解していれば、その問題に丸をつけます。そして、間違えていたり、分からなくて空欄になっている問題では、その箇所に正しい答えを赤ペンで書き込むことがあると思います。ここまでは特に問題はありません。
しかしこのとき、何も考えずに赤ペンで答えを書き込むだけで終わってしまう子がいます。視線はひたすらノートと解答を往復し、正しい答えをノートに書き写すだけの作業となってしまうのです。自分が赤ペンで書いている答えが、どの問題の解答だったのかを全く気にする様子がありません。
そして、それで「やり直しが終わった」などと言います。残念ながら、そういう子は少なくありません。
大切なことは、まず『どの問題を』『どう間違えたか』をはっきりさせることです。そのうえで、『どう考えるのか』『どういう答えになるのか』を確認します。丸つけの本来の目的は、「正しい答えをノートに残すこと」ではなく、「自分の弱点を見つけて、自分の中になかった知識や解法をインプットすること」なのです。その際に、ノートに自分の間違えた原因や大切なポイントなどをメモしておくと、さらに効果的です。
この工程を抜かしてしまうと、同じ間違いは何度でも繰り返されます。
成績が伸び悩む子ほど、丸つけが「作業」になっています。一方、伸びる子は丸つけの時間をとても大切にします。
丸つけは問題を解き終えたあとのオマケではありません。丸つけこそが、次につながる一番大事な勉強の時間なのです。
同じ問題集、同じ時間でも、丸つけのやり方ひとつで結果は大きく変わります。まずはそこから、見直してみてください。




