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11月は「9番目」?

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

11月になりました。今年もあと残すところ2か月です。

先日、何かの拍子で「11月」をネットで調べたとき、11月の英語の月名「November」は「9番目の月」の意味で、ラテン語で「第9の」という意味の「novem」の語に由来していることを知りました。
なぜ「11月」なのに「9番目」なのか、ちょっと気になって調べてみました。

紀元前に使われていた古代ローマ暦での1年は、現在の3月から12月までの10か月で、そのあとに余った約60日間(現在の1月と2月)を「死の季節」として設定していました(「死の季節」ってなんかちょっと怖いですね)。
のちにユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)が、古代エジプト暦を参考に完全な太陽暦(ユリウス暦)をローマに発布します。この暦で1年は365日とされ、4年に1度、閏年を置くことが決められました。

3月スタートの1年ですから11月は9番目となるわけです。
ちなみに「September」などの「~ber」がつく月は、それぞれ7番目を表す「septem」、8番目を表す「octo」、9番目を表す「novem」、10番目を表す「decem」に由来しています。
8本足のタコは英語で「octopus」といいますが、これも「octo」に由来しているんでしょうね。

そして同時に、2月は1年の終わりの月でしたので、今でも日数が短いですし、閏年に追加する1日は2月の最後に付け加えられることになったということも知りました。
ひょんなことから、これまで何となく不思議だった「2月の謎」が解けました。

こういうことがすっきりすると少しうれしくなりますね。

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