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天使VS悪魔

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

昔、マンガやアニメで、「楽をしようぜ!」とか「自分さえよかったらいいじゃん。けっけっけ」とか言う心の中の悪魔と、「つらいけどがんばらないと・・・」とか「他人のことを思いやろうよ」とか言う心の中の天使が言い合いをする場面がありました。
「ベタ」なネタですので、最近はあまり見ませんけどね(笑)

人間は誰しも心の中に天使と悪魔が住んでいます。

宿題をするために部屋にいるときに、悪魔がささやきます。
「おい、誰も見てないぞ。勉強せずにこっそりゲームしてもばれないよ。楽しもうぜ!」
そこに天使が現れます。
「何言ってるんだ。ちゃんと宿題しないとだめじゃないか」
悪魔は言います。
「宿題なんてやらなくても『宿題やったんですけどノートを忘れました』って言えばごまかせるって。さあ、楽しいゲームを今すぐやろう!」
天使が反論します。
「宿題をやらなかったらあとで困るのは自分だよ。ちゃんとやろうよ」

心の中で戦いが始まります。そして、どちらかの言うことを実行します。

悪魔の言うことは「刹那的」「快楽的」な考え方で、天使の言うことは「長期的」「理性的」な考え方です。

悪魔の言うことの方が快楽的なのでどうしても魅力があります。流されてしまいそうになります。
しかし、天使もまた自分。自分の中には「正しい選択をすべきである」という考えがあるのです。「良心」というものです。
ココという場面では、それに従い、理性的に物事を考え「すべきこと」をする。それが「理性的な大人」なのです。

ただ、どんな時でもすべて天使の言うことを聞くと、それは「聖人」。その人は本当の天使になれます(笑)
人間は弱いものです。そんな人はほとんどいません。天使の「勝率」を100%にすることは難しいでしょう。

それに近づけるように努力することが大切で、それは人間力を磨くことになるのだと思います。

わたしの悪魔も手ごわいです(笑)負けないようにがんばります。

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