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ひと昔前のあたりまえ

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

北海道新聞が、紙面上で電話番号の前につける、いわゆる「黒電話マーク」を廃止する、と2カ月ほど前に発表し、SNSで話題になりました。
廃止の理由は、「社会的な黒電話使用率の低下に加え、他の新聞社や通信社も黒電話マークを使わなくなっているため」とのことでした。

実は陽塾も窓のカッティングシートに使っています(笑)

確かに、この型のダイヤル式の電話は現在では全く見かけません。おそらく今の子どもたちはこんな電話機を見たことすらないでしょうし、ましてやこの電話機での電話のかけかたは分からないと思います。まさか穴に指を入れて数字一つずつダイヤルを回すなんて・・・。
一度子どもたちにこれでどうやって電話をかけるか予想を聞いてみても面白いかもしれません。
もちろん、このマークは何を示すマークか分からないでしょう。

わたしはこのマークが電話マークであることは、一片の疑いもなくあたりまえだと思っていました。やはり年を取ると頭が固くなってしまいますね・・・。

ひと昔のあたりまえは、今のあたりまえではありません。

子どもたちと話しているといろいろ気づかされます。先日の授業で中3生たちと話していると、自転車のタイヤに接触させるタイプの、ライトをつけるための小型発電機を誰も知りませんでした。また、水を入れてから沸かすタイプのお風呂も、車の窓をあけるために手動でくるくる回すハンドルも知りませんでした。

やはり時代は常にアップデートされています。わたしたち大人はしっかりとアンテナを張ってその流れについていかなければなりませんね。

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