2.212026
命がこもった答案

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
現在、陽塾の中3では公立高校入試の過去問演習に取り組んでいます。わたしの役目は、その答案を一枚一枚、採点することです。この時期になると、答案を見ただけで解答した子の本気さがびしびし伝わってくるものがあります。
一所懸命考え、集中して書いた答案には、独特の雰囲気があります。字に勢いがあり、雑に見えない。それでいて、必要なところはしっかり丁寧に書かれている。証明や記述にも迷いが少なく、「その場で必死に考えた跡」がはっきりと残っています。私はこういう答案を、勝手に「命がこもった答案」とよんでいます。
こういう答案は、やはり得点も高いです。知識量だけでなく、集中力、粘り強さ、時間の使い方がうまくかみ合っています。逆に、点数が伸びない答案は、どこか軽い。考える前からあきらめていたり、とりあえず書いた形跡が見えてしまったりします。
入試は、限られた時間の中で、自分の力を答案という形に残す勝負です。頭の中で考えただけでは評価されません。どれだけ本気で考え、それをどれだけ答案に込められるかが、結果を左右します。
受験まで、残り時間は多くありません。しかし、まだ間に合います。あともう少し、「答案に命をこめる」意識で問題に向き合ってほしい。今は苦しくても、その積み重ねは、必ず本番の一枚につながると信じています。




