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痛すぎるミス

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

期末テストが終了し、昨日から答案が返却され始めています。

陽塾の子どもたちは一喜一憂しています。一喜一憂という言葉はあまり良い意味には使われませんが、それだけ準備もしてきたし、結果も気になっているということの証拠なので、子どもたちのこういう反応は良いことだと思っています。

そんな中、ある子がとても悔しいミスをしました。
数学のテストで、文字式の書き方がよくない、ということで2点失点していたのです。その子はそれがマルならば100点でした。わたしが答案を見ても、オマケしてマルをあげてもいいかな、と思うレベルでした。
その子は本気で悔しがり、少しむっとしていました。

その子はよくがんばって勉強をしていました。テスト当日もかなりいい感触だったでしょう。「もしかしたら100点かも!」と思っていたのに、ふたを開けてみるとこのミスです。
本人の悔しさはとてつもなく大きかったと思います。
わたしもとても悔しかったです。100点、取らせてあげたかった・・・。

しかし、長い目で見ると、これはその子にとっての良い勉強になったと思います。こういう経験は自分が当事者にならないとなかなか生かされません。

この子は今回、「しょうもないミス」の悔しさや怖さを、誰よりも深く、真摯に感じてくれました。
今後は、答案をさらに丁寧に書くようになり、本気でミスをなくすように意識するようになり、今回のようなミスは激減することになるでしょう。

ミスも成長のみなもとになります。
ここで一段成長して、次のテストでは、文句なしの100点!を取ってほしいと思います。

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