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欠席していたから許してもらえる?

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

学校でも塾でも習い事でも、体調を崩したり私用があってときどき欠席する場合があります。

体調管理をしっかりとしてできるだけ欠席しないことはとても大切なことであり、成績の伸びに大きく関ります。欠席や遅刻は少ないに越したことはありません。
しかし、そうはいっても体調を崩してしまうこともあるでしょうし、緊急でほかの用事が入ってしまうこともあるでしょうから、欠席をときどきすることはしょうがないことでもあります。

わたしが大切だと思うことは、欠席した時の「埋め合わせ」を自分でしようとしているかどうかということです。
陽塾では、子どもが欠席した場合はその日にやった授業の内容と宿題をメールなどで保護者にお伝えしています。
欠席日の授業で新規単元の導入をした場合は宿題ができないこともありますので、次回の授業の前にフォローの補講を行ったりすることもありますし、宿題はテキストを見ながらできるようならやってみてくださいと伝えています。

このとき、欠席した次の回の授業で「前回休んでいたので宿題やっていません」と堂々と胸を張って言う子がいます。欠席した子の「特権」でもあるかのようにです(笑)
欠席したことはしょうがないのですが、その欠席を勉強しないことの理由にしてしまうのは全く逆です。他の子が習ったことを自分だけ習っていないわけですので、その子たちに追いつかなければならない、と考えて行動するべきなのです。

欠席したときに習った内容が、テストや入試に出ない保証はありません。
極端な話をすると、例えば何かの病気で1ヶ月入院したとします。その1ヶ月で習ったことが入試に出題されたときに、
「あ、ココはわたしが入院していたときに習ったところなので分かりません。ココはノーカウントにしてください」
などと言ってもダメに決まっています。

この重大さを認識し、しっかり行動できている子もいます。欠席したときに習ったところのテキストを読んで自分なりに宿題を解いてくるのです。もちろん、ぎこちない解き方になっていることも多いのですが、この姿勢と行動は素晴らしいです。

欠席はひとつのリスクです。そのリスクをなるべく軽減させるような姿勢と行動をとる必要があるということなのです。

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