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政治不信

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

衆議院選挙の選挙戦真っただ中です。
毎日選挙関連のニュースでもちきりですね。

今回の選挙は公示直前に大きな波乱がありました。
元自民党と元民進党の議員が新党をつくると言っていたときは、「ふぅーん」くらいで、こんな大きな動きになるとは思っていませんでした。
しかし現東京都知事がその新党の党首に。そのすぐあとに民進党が合流することになりました。
ところが希望の党党首が「排除」を宣言、そして希望の党に入らなかった元民進党議員が立憲民主党を立ち上げました。今ココです。

このドタバタ劇、ワイドショー的には面白いと思いますが、わたしたちの代表を決める選挙だと考えるとちょっとゲンナリしてしまいます。
政党とは、政治信条が同じ人どうしが集まって理想の実現のために活動するものだとわたしは思っていたのですが、政党って選挙に当選するために集まる集団だったのでしょうか。

異なる党が選挙協力?選挙区の鞍替えが公認の条件?・・・いやいや政治信条はどうなっているのでしょうか?
「アベ一強」を止める?・・・それが目的になってしまっていませんかね?
与党にもいろいろと問題がありますし、議員たちの人間性を疑うようなスキャンダルも発生しています。

政治不信になるのもうなづけます。それもあってか、投票率はどんどん下がっています。最近の衆議院選挙(H26)で全体の投票率は52.66%。有権者のたった半分です。
20歳代では32.58%、30歳代で42.09%、40歳代でやっと半数近くの49.98%だそうです。
年金の問題などでは若い人たちが貧乏くじを引いてしまってる感じですが、若い人が選挙に行かないので当然その意見は反映されにくくなります。
もし投票率が100%になったら政治は大きく変わるのではないかと思います。

かくいうわたしも、恥ずかしながら若い時にはあまり投票に行きませんでした。
しかしあるとき、今は亡き義理の父に「投票に行かない人が政治や社会に文句を言ってはだめだ」と言われてからは、反省して毎回投票に行っています。
政治不信になるのは、選ぶ側であるわたしたち有権者にも責任があると思います。

投票日は次の日曜日。平和で豊かな暮らしのために、しっかりじっくり考えて「清き一票」を投じたいと思っています。

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